2015/11/8 「アドラー心理学と仏教」講座

昨日は四谷の会場にて、「アドラー心理学と仏教」についてお話しました。

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「嫌われる勇気」が2014年にベストセラーとなり、一大ブームとなったのが“アドラー心理学”です。

アドラー心理学にはどんなことが教えられているのか。それを学びことでどのような問題が解決できるのか。「嫌われた勇気」を読まれた方も、アドラー心理学を体系的に理解し、それを実践することは難しいと感じられたのではないでしょうか。

そこで、講座ではアドラー心理学の全体像、そしてアドラー心理学を学び実践することでどのような問題が解決できるかを詳しくお話しました。

さらに、今回の講座では特に「劣等感」に焦点をあてました。

劣等感を誰にでもあるものだとアドラーは語っています。健全な劣等感は目標達成の力に変えることができます。しかし、劣等感を言い訳にして、私たちは目標達成に向かって努力することから逃げてしまいがちです。

健全な劣等感を持ち、目標達成の力に変えるには、「自己受容」することが大切です。

自己受容とは、ありのままの自分を受け入れることです。強がってみせたり、自分に嘘をついたりする必要はなく、「できない自分」に悲観せず、ありのままを受け入れることですね。そうすることで、目標達成に向かって進んでいけるのです。

仏教でも、正しく、ありのままに自分の姿を見ることが大事であると説かれています。正しく、ありのままに見ることを「正見」と言われます。自分の姿を誤って捉えれていれば、現実とのギャップに苦しんだり、悩んだりしてしまいますし、努力することから逃げてしまいます。自分の姿を正しく見てこそ、幸せに生きることができるのですね。

仏教ではバイアス(見方の偏り)のかかっていない、人間の本当の姿1つが説かれています。それを知ることで苦しみ悩みが解決し、心から幸せな人生を送ることができるのです。

講座では以上の内容を具体例も入れて1つ1つをわかりやすく解説しています。講座にもぜひお越しください。

講座に参加された方の感想

自分を受け入れ、変えられるところは努力で変えていきたい

私は身長や職歴について非常に劣等感を持っておりました。自分より優れている人と遭遇する度に落ち込んでいましたが、「自分を受け入れること」の大切さがわかりました。
変えられるところは努力で変えていき、「宿命」を受け入れることによって幸せな人生を歩めると思いました。

劣等感をバネに前向きに生きていきたい

アドラー心理学について興味があったので参加しました。歴史的な部分から知ることもできました。
「劣等感」と「劣等性」について、同じような言葉でも一文字違うだけで全く意味が違うと思いました。
劣等感をバネに前向きに物事を考えていきたいと思えました。
対人関係の悩みを解決するのは難しいが、生きていく上でずっとあるので、少しでもいい方向にしていくには考え方が次第だと思います。

ありのままに見ることが人生の重要なキーワード

アドラー心理学と仏教は似ていると思って興味があり、受講しました。
ありのままに見るということが、生きていく上で重要なキーワードになると思いました。

アドラー心理学と仏教、共通点が多く、おもしろい

初めてアドラー心理学について聞きましたが、仏教と共通点が多く、おもしろかったです。
「共同体感覚」というのも自利利他と同じようなものかなと思いました。

現代に必要な心理学

興味深く聞くことができました。前向き思考の心理学で、現代に必要なことかな、と思えました。ありがとうございました。

心理学で目指していることの、到達点にあるのが仏教

仏教は心理学よりもさらに深い教えであることが知らされました。
仏教は「正見」という教えですが、心理学で目指していることを2600年前にすでにお釈迦さまが教えられてるとわかりました。