自分の人生を振り返っていられないくらい忙しい時ほど一度立ち止まって静かに振り返ってみましょう

先日東京では初雪が振り、11月の観測はどうも54年ぶりだったそうです。

急に寒くなった来たと思ったらもうすぐ12月なんですね。

年末が近づいてきて段々と忙しくなってきた人が多いかと思います。

 

ぐっと寒くなってきていますので体調には気をつけてください。

 

講座スタッフの両部です。

25日は渋谷での勉強会で、人生のタスク管理・時間管理、に焦点を宛ててお話しました。

会場に向かう坂道はイルミネーションがきれいでした。

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自分の人生を振り返っていられないくらい忙しい時ほど自分の人生を静かに振り返ることで意外と活路は開けるのかもしれません

 

特に年末の時期になると、仕事も、プライベートもいろいろとやることが増えて慌ただしくなります。

 

皆さんは、いろいろある「やること」を、どのように管理されていますか?

 

 

ある有名なビジネス書では、日頃のタスクを2つの軸で分けてカテゴリ分けしています。

その軸とは「重要なもの・重要ではないもの」「緊急のもの・緊急ではないもの」の2つです。

すると、自分の「やること」は、こんな感じに4通りの領域に分けることができます。

 

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第1領域とは、「重要で、緊急のもの」です。

 

これは有無を言わさず、すぐに対処をしなければなりません。例えば、仕事であれば締切のあるもの、クレームの対応。または事故や病気などもここに入るでしょう。

 

 

第2領域は、「重要だけれど、緊急ではないもの」。

 

ここには、将来に役立つスキルアップや勉強、体力維持、人間関係の構築、リフレッシュなどがあたります。じつはこれらは将来大きな影響を及ぼすことなのですが、緊急ではないため、なかなか取り組む時間のとれないものです。

 

 

第3領域は「重要ではないが、緊急のもの」。

 

訪問セールスや、他人からの依頼の多くはここに入ります。この領域のことに、意外と多くの時間を奪われてしまっている人が多いと言われます。もし、ただ開くだけで何も決まらない職場の会議をしているところがあれば(無いとは思いますが…もしあれば、)それは第3領域のものになってしまっています。

 

 

第4領域とは、「重要でもないし、緊急でもない」ことで、無意味な浪費です。

 

だらだらテレビを見続けたり、ネットサーフィンで時間を無駄にしてしまったな、という時などです。

 

 

 

ちなみにこの時、じつは会場のすぐ近くで火事があったようで、外はかなり騒がしくなっていました。

 

「火事だ!」と聞いて、まず避難する、通報する…これらは第1領域でしょう。

 

「どこだ、どこだ」と野次馬に行くのは、第3領域ではないでしょうか。

 

第2領域にあたるのは、最悪の事態に備えた訓練や、設備の点検、火気まわりの整理整頓などの、普段の備えだと思います。

 

 

この中で「重要で緊急な」ことはすぐやらなければなりませんが、その次は、将来にとって有効な「重要だが緊急ではないもの」に取り組むのがいいのですが、なかなかできません。

 

 

 

それは、重要ではない緊急なことに取り組んでしまうからです。

 

 

特にお人好しな人ほど、その傾向が強いとも言われます。

 

 

あまり重要かというとそうではない、でも断れずに頼まれごとを受けてしまい、目先のことにいろいろと振り回されてしまいます。

 

NOと言えない日本人、とも言われますが、なぜでしょう。

 

 

それは、「No」と断るための、強の「YES!」がないからです。

 

「私にはこれ一つ、果たしたい大事なことがあるんだ」とよく納得していれば、何が本当に大事で、何がそうではないか、すっきりと分けることができます。

 

 

大事を小事の犠牲にしてはならない

 

仏教を説かれたお釈迦様も、人生にはこれ一つ果たさねばならないという大事な目的があることを説かれ、その人生の目的達成を勧めてゆかれました。

 

しかし、多くの人が目先のことに振り回されている姿を経典に

 

世人薄俗 共諍不急之事。(世人薄俗にして、共に不急の事を諍う ― 多くの人が目先のことに心を奪われて、浅はかである)

 

と説かれています。

 

 

浅はかと説かれていますように、たしかに、生まれてきたのは何のためか、生きる目的は何かを、知るきっかけ、学ぶ場所はほとんどありません。

 

 

お釈迦様が、人生には目的があることを説かれ、それが現代に伝わり知ることができるのは、たいへん喜ばしいことだと感じるご縁でした。

 

 

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片付けのあとに会場の目の前での1枚。

 

 

 

1からわかりやすく、場所や時間を選ばず、自分のペースで仏教を学びたい方へ