12/3 渋谷区文化総合センター大和田 「相対・絶対の幸福」
ところどころにユーモアや豆知識が散りばめられていて、
聴いていても飽きません。 協力したくなります。
(40代・男性)
お釈迦様の生涯を通じて、この世のものすべては無常であり、
本当の幸せに向かうことが人間に生まれてきた使命である、ということを知らされました。
他人のことや事象については無常と納得出来ても、自分自身が生まれ、
老→病→死に向かっていると人生を※諦観して行動することは難しいです。
その中、本当の人間の姿・本当の幸せを教えられているのが仏教だと知りました。
(30代・女性)
※諦観(たいかん): 誤魔化さず、あきらかに真理を観る、ということ。 「あきらめる」の本来の意味。
ひまつぶし(英語ではkill time)が自殺と同じようなものだ、という考えは
驚きましたが、大切な1秒1秒を無駄にしてしまうことはそれほど
罪深いことだと反省しました。
(20代・女性)
「※相対の幸福」が印象に残りました。
人の本質というのは、今の現状より良くなろうと思うもの。
しかし、良くなってもそれに満足し切ることなくさらなる幸福を求めてしまい、
キリがない、ということに「なるほど」と思いました。
(20代・男性)
※相対の幸福: 他人と比較したり、自分の過去と比較して優れていると
人は「幸福」を感じる。 そういう他人や過去の自分と比較する幸せのこと。
普段私たちが求めている幸せはすべて相対の幸福である、と仏教では説かれています。