悪人を友とすることなかれ
おはようございます。
飯田隆史です。
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悪人を友とすることなかれ
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「ご縁がありまして」
「これも何かのご縁ですね」
日常生活の中で私たちは、よく「縁」という言葉を使っています。
世界的な経営コンサルタント大前研一氏の『時間とムダの科学』に、こんなことが書かれています。
人間が変わる方法は3つしかない。
1つは時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目はつきあう人を変える。
この3つの要素でしか人間は変わらない。
最も無意味なのは『決意を新たにする』ことだ。
「よし、新たな決意で頑張るぞ!」
「今日から心を入れ替えて・・」
と思っても、三日坊主でなかなか続かず、すぐに決意をひるがえしてしまうのが私です。
どうして、自分は変われないのか、悩んでいる人ほど、「なるほど」とうなずかれるのではないでしょうか。
決意をすることは大事なことですが、自分で自分の心をコントロールするのは難しいことです。
だからこそ、どんな環境を選び、どんな友人とつきあうか、という「縁」が大切なのですね。
「その人を知らんと思わば、その友を見よといえり。
善人の敵とはなるとも悪人を友とすることなかれという事あり」
(蓮如上人)
善人となら、ケンカしても善い影響を受けますが、 悪人と仲良くすれば、知らず知らず、悪い影響を受けるということですね。
できれば仏様とのご縁、仏縁を求めていきたいものです。