11/26 戸塚地域センター 「なぜ生きる」
幸せになりたくて生きているのに、それを手に入れる苦しみ、
又、手に入れたあと、いつまで続くのかと薄氷の上を歩くような不安もあり、
そして、たよりにしていたり、力になっていたり、
支えになっていたものから捨てられる苦しみがある、
ということになるほど、と強く思いました。
又、人間の心はとても変わり易いというところも強く納得しました。
(50代・女性)
日頃、幸せになると思っていたものは、
実は失う苦しみにもなるのだと理解しました。
(60代・男性)
自分の人生は※求不得苦や※愛別離苦の連続だったと思います。
これから先、摂取不捨の利益の世界に入れるように
講義を聞いていきたいと思います。
多くの人々はどう生きるか、ということで四苦八苦しているように思いますが、
「なぜ生きるか」ということを考え始めれば、
それまでの生き方と違った方向を生きられるのだと思います。
(60代・女性)
※求不得苦:求めているものが手に入らない苦しみ。
※愛別離苦:手に入れた愛着あるもの、
出会った大切な人とも別離しなければならない苦しみ。
※摂取不捨の利益(せっしゅふしゃ の りやく):摂取は「おさめとる」、
不捨は「捨てず」、利益は「幸せ」ということで、
おさめ取られて捨てられることのない幸せ、崩れない・色あせない本当の幸せのこと。